バンコクで妊娠出産【#6 妊娠糖尿病の治療】血糖自己測定・インスリン自己注射

ご覧いただきありがとうございます、nasupiです。

バンコクで妊娠出産シリーズ、前回の「#5 妊娠糖尿病の再検査(確定診断:100gOGTT)」に続き、今回は

【#6 妊娠糖尿病の治療】

について書いていきます。

妊娠糖尿病とは?についてはこちらの記事にまとめていますので、ぜひそちらを先にお読みになってから本記事をお読み進めくださいませ。

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妊娠糖尿病診断まで

私自身は今まで糖尿病を指摘されたことはなく、肥満でも高齢出産でもありません。しかし糖尿病の家族歴があり、リスクがあることはなんとな〜く自覚がありました。

妊娠26週:バンコク病院の産婦人科にて

妊娠糖尿病スクリーニング
50gグルコースチャレンジテスト(50gGCT)に引っかかる

【#4 妊娠糖尿病スクリーニング(50gグルコースチャレンジテスト)】

妊娠31週:産婦人科

妊娠糖尿病再検査(確定診断)
100g糖負荷試験(100gOGTT)数値オーバー

【#5 妊娠糖尿病の再検査(確定診断:100gOGTT)】@バンコク病院

妊娠糖尿病確定、糖尿病内科へコンサル

血糖自己測定

妊娠31週:糖尿病内科 初診

Dr問診・聴診・触診(甲状腺・足の浮腫など)

今後1週間の自己血糖測定の結果によりインスリン投与するかの判断をするとのこと。

血糖自己測定器は購入となり(看護師が持ってきてくれます)、それを使って看護師によるインスリンの取り扱い方法の指導がありました。

自己測定器は、以下のものがセットになっています。

・測定器本体
・充電コード
・穿刺ペン
・穿刺針(血液を採取するため指に刺す針)
・ストリップ(血液を付着させる台紙)

穿刺針、ストリップは消耗品なので、無くなったら買い足す必要があります。

病院でも購入できますが値段が高いので、私はいずれもLAZADA(通販アプリ)で購入していました。

併せて、管理栄養士による食事指導も受けました。

食事に関しては、栄養学の分野の資料を探しては日々の食事を細かく計算し(数学の得意な夫がやってくれました)、マタニティヨガやマタニティビクス、毎食後散歩をするなど無理のない範囲で意識的に運動もするよう心がけ、出来る限りの努力をしました。

妊娠糖尿病の治療方針決定まで

妊娠32週:糖尿病内科

Dr問診・聴診・触診

この1週間血糖測定し、食前血糖のみほぼ毎回基準を超えるという結果に。

Dr曰く「食事での血糖コントロールはできているが、夜間のインスリン分泌が極端に少ない体質になっているとのこと。

また炭水化物量が少ないので体重が増えておらず、これは普段はいいが妊娠中には好ましくないこと。炭水化物量をもっと増やして!でも砂糖の入った食べ物(スイーツ)は禁止ね!(これが妊娠期間を通して最も辛かった)と。

また1週間後に来るように言われてこの日は終了。

妊娠33週:糖尿病内科

引き続き朝の食前血糖はほぼ毎回基準越え。さらに炭水化物量を増やしたことで、予想していた通り食後血糖も基準の値を超えることが増えました。

これにより、就寝前のインスリン導入が決定

インスリン自己注射による治療

インスリン導入が決定したあと、看護師によるインスリンの取り扱い方法の指導がありました。

インスリンの先に注射針をつけてエア抜きをし、消毒した脇腹にエイッと刺します。定量をゆっくりと注入し、10秒たってから針を抜きます。

インスリンの注射針は消耗品なので、こちらもLAZADA(通販アプリ)で購入していました。

ネットショッピングで注射針が購入できるとは…アメイジングタイランド。

インスリン製剤は現在6種類あり、それぞれに作用の仕方が異なります。
毎食後に打つものや、1日1回で効果が持続するもの、また症状によってはその2つを組み合わせることも。

食事での血糖コントロールが概ねできていた私は、1日1回就寝前にのみ注射をする持効型インスリン製剤の導入となりました。商品名は「レべミル(Levemir)」

インスリンを初めて自己注射した翌朝、今までどーにもこーにも下がらなかった食前血糖は見事に基準値内に収まっており感動!

インスリン導入後3日目くらいに病院から経過確認の電話あり。朝の食前血糖値が70を下回ったら病院に電話するようにとのこと。

妊娠33週〜出産まで:糖尿病内科

インスリン導入後1週間の経過観察。

体調は問題ないことを告げ、数値も安定して基準内でコントロールできているため、この後は出産まで2週間毎の受診。

血糖自己測定記録ノートの提出と食事内容の報告。

入院〜出産後の血糖管理

出産前夜、看護師による血糖計測。就寝時インスリンはこの日は不要。

出産日の朝、また産後もバイタルサイン測定時に血糖計測。

産後1日目朝に糖尿病内科ドクターの回診あり。

血糖値は産後数回計測したいずれも基準内に戻っているため、砂糖の入った食べ物OKの許可が出る(このあとすぐ病院内のスタバでスイーツを買ったのは言うまでもありません)。血糖自己測定記録ももうしなくてOKと。

入院食が出るのはこの後からだったので、特に糖尿病患者用の食事ではありませんでした。

妊娠糖尿病アフターフォロー

妊娠中に妊娠糖尿病の診断がついた人は、妊娠糖尿病でない人と比較して将来糖尿病に罹患するリスクが7倍高いとのこと。したがって定期的なチェックが必要です。

産後1ヶ月チェック

再び100gOGTTを行い、問題ないことを確認。

食事に気をつけることと、運動習慣をつけるよう指導あり。

 

1年毎にチェック

空腹時血糖測定のみ。問題ないことを確認。

おわりに

妊娠糖尿病になり、インスリン導入が決定したときには「来るところまで来てしまった」感がありました。

しかしインスリン導入しストンと落ちた数値を見て、きちんと治療に取り組めば安全に出産に臨めるのだ、こういう体質だから必要なことなのだ、と素直に納得することができました。

出産後は高血糖だったのがまるで幻だったかのように血糖値は基準を超えることは一度もなくなり、子供も安全に生まれ問題なくスクスク育っています。

もちろん妊娠糖尿病にならないに越したことはありませんが、もし診断を受けてもきちんと血糖コントロールをすれば安全に出産を迎えられます。

下手にスクリーニングをすり抜け、自分の血糖値を把握することなく暴食三昧して赤ちゃんを危険に晒すより、こうしてきちんと治療を受ける機会があってよかったと心から思っています。

もし妊娠糖尿病と診断されショックを受けている方がいたら、どうかポジティブに捉えてくださいね。

余談ですが、日々の血糖測定はゲーム感覚で取り組めて結構楽しかったです。

 

さて、このバンコクで妊娠出産シリーズもいよいよ妊娠後期のお話になってきましたね。
次回はNST(ノンストレステスト)について書いていこうと思います^^

書きたいことが多くて、なかなか出産にたどり着かない…!

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