ご覧いただきありがとうございます、nasupiです。
日本×スウェーデン国際結婚への道シリーズ、今回は
【5:海外挙式に関連した物品等の準備】
についてまとめていこうと思います。
タイで暮らしつつスウェーデンで挙式をした私たちですが、結婚式に必要な物品等は会場で準備してもらえないので、ほぼ全て自分で用意せねばなりませんでした。
結婚式準備はもちろん初めての経験なので、まず結婚式には何が必要か、そもそもそこから分からず。
相談できるプランナーさんなどが居ないので、ネットで調べたり既婚の友人たちにアドバイスをもらいつつ、当日までになんとか一通りのものを揃えました。
【2:居住国(タイ)での独身証明書発行】
【3:税務署にてHindersprövning(婚姻無障害証明書)申請〜管轄役所に提出】
【4:各種打ち合わせ】
Contents
結婚式に向けて準備した物品
ウェディングドレス・ヴェール
ドレスとヴェールはタイのドレスショップで購入。
購入時はジャストサイズだったのですが、購入から挙式までの間にダイエットが思いの外うまくいったので(笑)式直前にはオーバーサイズ気味に。
スウェーデン入りしてからラスト1週間の間に裁縫が得意な義母に補正していただき、なんとか着られるサイズになりました。
タイ〜スウェーデン間の移動ではドレスをスーツケースの中に丸めて運んだので、スウェーデンに着いてから低音アイロンで丁寧にシワを伸ばしました。
タキシード(スーツ)
以前バンコクのオーダーメイドスーツのお店で夫のスーツをお仕立てしたのですが、仕上がりがなかなか気に入ったとの事で、今回も同じお店で結婚式用の衣装をオーダーしました。
結婚式の後も着られるように、形はちゃんとしたタキシードではなく普通のスーツにし、ベストと蝶ネクタイを追加。
夫がもたもたしていたせいでお店に行ったのがスウェーデン入りする直前だったのですが、急ピッチで仕上げてくださり感謝です。
ブライダルシューズ・靴下
新郎のシューズは、バンコク・エムクオーティエの靴屋さんで購入。靴下は以前ストックホルムで購入した、スウェーデンブランド「Happy Socks」のカラフルなもの。
夫曰く、チラッと見えるカラーで少し遊び心を表現した、とのことですよ。
新婦のブライダルシューズは、MUZINAのオーダーサンダル。
ガーデン挙式ということでピンヒールではなくサンダルにし、ノーストッキングで軽やかに。
こちらのサンダルは結婚式のためにオーダーしたわけではなかったのですが、たまたまガーデンウェディングにぴったりだったので採用することに。
新婦アクセサリー
新婦のピアスは、「SoClassy」というタイのハンドメイドアクセサリーのお店にて一目惚れし、購入。
ピアスが結構ボリューミーなデザインであることと、ドレスのデザイン的に首元には何もない方がバランスが良い!との義母のアドバイスもあって、ネックレスは着けないことに。
ウェディングブーケ・髪飾り・新郎コサージュ
スウェーデンの義実家近くのお花屋さんでオーダー。
3ヶ月前に店舗に赴いて予約ののちメールで何度かやり取りし、前日夕方引き取りに。
髪飾り、コサージュも生花で作成してくださり、ブーケのおまけとしてつけてくださいました。
結婚指輪
古くからの友人(タイ人)に、彼女のお友達家族がバンコクで経営している信頼できる素敵なジュエリーショップを紹介してもらいました。
これも夫がもたもたしていたせいでスウェーデン入りする直前にお店に出向いたので、刻印やサイズ調整諸々を経て最終的な出来上がりがタイを発つ前日に。
お店の方々にも事情を説明し急ピッチで仕上げていただいたのですが、みなさん快く対応していただいてありがたかったです。
ちなみにスウェーデンではリングピローを使用する文化がないらしく、指輪交換の時は新郎の胸ポケットからリングボックスを取り出して行うとの事だったので、私たちもそれに則ることにしました。
新郎懐中時計
結婚式の前に、義両親からおじいちゃまの形見の懐中時計を贈られました。
結婚式当日は新郎の内ポケットにずっと忍ばせていました。
ウェディングケーキ
スウェーデンの義実家近くのケーキ屋さんにてプリンセスケーキを挙式1週間前に予約し、前日引き取りに。
私の中でスウェーデンのケーキといえばプリンセスケーキなので、私の強い希望で迷うことなくプリンセスケーキにし、カラーも定番のグリーンのままに(ピンクや白にしますか?と聞かれました)。
物品以外に準備したこと
ブライダルエステほか美容関連
ブライダルプランなどの特別なことはせず、いつも通りのケアをスウェーデンに発つ直前にバババッと済ませました。
ジェルネイル:テイクケア(ハンド・フット)
マツエク:バンコク・エカマイゲートウェイ内のお店(店名失念…)
エステ:いつも通っているバンコクのスパ
スウェーデン入りしてから挙式まで1週間ほどあったので、ジェルネイルが壊れないように水仕事は他の人に任せ、シャワーを浴びるときはポリ手袋をし、常にハンドクリームやネイルオイルでケアをしていました。
タクシー手配
義実家(義両親と義姉家族)、別荘(私の家族が滞在)と式場間の移動にタクシーが必要だったので、タイムスケジュールを計算しタクシーを予約。
ガーデンでの挙式を終えてみんなで義実家に移動しパーティー、その後私の家族は別荘に戻り、私たち新郎新婦は式場のスイートルームに宿泊するので式場に戻る、など少し複雑な行き来があったので、予約時に誤認がないようにタクシー会社には1つ1つ慎重に伝えました。
ミュージックリスト作成
会場にスピーカーは準備していただけるとのことだったので、Spotifyでミュージックリストを作成しました。
会場スタッフの方が音楽再生の操作をしてくれるかどうか分からなかったので、いざとなったら私の兄に協力してもらうつもりでした(実際には会場の方と当日打ち合わせできたので、ぶっつけ本番でなんとかなりました)。
曲目は以下の通り。
新郎入場:パッヘルベル作曲「カノン」
新婦入場:ワーグナー作曲「婚礼の合唱」
新郎新婦退場:メンデルスゾーン「結婚行進曲」
ガーデン挙式だったこともあり、鳥のさえずりや自然の音が常にある環境だったので、スピーチや指輪交換、誓いのキスなどの間は特にBGMは設定しませんでした。
席決め
レストランでのパーティー(披露宴のようなもの)での席次について、日本だと親族、高校・大学友人、職場の同僚、などで席を固めると思うのですが、スウェーデンではなるべくバラバラに着席するんだそうな。
たいてい新郎の隣に新婦の母が座り、新婦の隣に新郎の父が着席するのがお決まりとのこと。
そのほかは親族が互い違いに、そして男女もなるべくばらけるように設定するとの事だったので、結構ここで頭を使いました…。
義両親とも相談し、名前カードを作ってあーだこーだ言いながら何回も並べ直したりして最終的に決めたのが、こんな感じ。
子供がいた都合上完璧にはばらけていないのですが、日本での席次決めとは大きな違いがありますね。日本から来た私の家族は戸惑ったことと思います。
そういえばギリシャでの友人の結婚式に参列した際も、全く知らない人の中にポツンと入ったなぁ。ヨーロッパではどこもそうなのかしら?
でもドイツでの友人の結婚式では、席は友人同士で固まっていたなぁ。
おわりに
結婚式自体はとても楽しみでしたが特段強いこだわりがあったわけではなかったので(ウェディングケーキ以外)、物品などを全て自分で用意することも苦ではありませんでした。
ただ全て自力で揃えたので、何か忘れているものはないかな…という心配は式を終えるまで拭いきれなかったです。笑
親族だけの結婚式だったので、変に肩肘張らず、無駄にお金もかけず、リラックスして準備自体も楽しめたのが非常に良かったです^^