こんにちは、nasupiです。
チェコ・プラハといえば芸術の街。
世界的にも著名な芸術家たちが、このプラハで多く生まれ育っています。
私たちもこのプラハ3週間の滞在のあいだに、たくさんの芸術に触れることができました。
先日の教会コンサートや、スメタナホールでの演奏会も素晴らしかったのですが、今回ご紹介する「ドヴォルザークホール」もそれはもう最高でしたよ!
プラハを訪れたら一度は足を運んでいただきたいこちらのドヴォルザークホールをご紹介いたします。
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Contents
ルドルフィヌム(芸術家の家)

旧市街にほど近いユダヤ人地区にあり「芸術家の家」という意味を持つルドルフィヌムは、ネオ・ルネサンス建築が美しい音楽公会堂です。
私たちはメイン施設のドヴォルザークホールしか訪れませんでしたが、建物内にはメインホールの他に、ギャラリーやカフェが入っているようです。
私たちが訪れた時にはちょうど、野外ステージでブラスバンドの演奏が行われていました!
ドヴォルザークホール

ルドルフィヌム内の施設の一つであるこちらのドヴォルザークホール。
名前の由来は言わずもがな、かの有名なチェコ出身の作曲家「アントニオン・ドヴォルザーク」の名前から名付けられています。
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地となっており、毎年5〜6月に開催されるプラハの春音楽祭では、スメタナホールと並び主要な開催地の一つとなっています。
初演は1896年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏にて、指揮者はドヴォルザーク本人だったとのこと。
外観もその存在感に圧倒されますが、中に入るとその美しさに「うわぁ…!」と感嘆の声が漏れてしまいました。

天井から吊るされているシャンデリアや、柱の装飾、ステージ周りのデザインなど、どれをとっても素敵!

ドヴォルザークホールにて当日券購入
私たちは前売り券などは買わず、チケットサイトにて演奏会のスケジュールを確認してから当日直接ルドルフィヌムに出向きチケットを買うことにしました。
チケットセンターはドヴォルザークホールの向かって右側にある入り口から入るとあります。
だがしかし!なぜかこの日は営業時間内であるにもかかわらずチケットセンターがクローズしているではないか。
どうしようと思いウロウロしていたら、まだ演奏会の2時間前でしたがホールの正面扉がすこ〜しあいているのを発見!
中に入ってみると準備をしているスタッフの方がおり、すかさずチケットセンターへ行くように言われましたが、クローズしている旨を伝えるとその場でチケットを購入することができました!ラッキー!
広州青年交響楽団の演奏
実はこの日の演奏会は広州青年交響楽団という中国のユースオーケストラのものでした。
今のシーズンはチェコフィルもプラハフィルも夏休みらしく、なかなか有名オーケストラの演奏が聴けない時期だったようです。
チェコにまで来て中国のユースオーケストラの演奏会かぁ…と一瞬頭をよぎりましたが、ちょうどいい日程がここしかなかったのでトライしてみることに。
ユースということもあってか、チケットは500Kc(≒2500円)とお安めなのも良かったです。
そして肝心の演奏は…超、超素晴らしかった!!
おそらく広州で選び抜かれた素晴らしいユース演奏者の集まりなのでしょう、演奏技術の高さは一瞬で分かりましたし、その若いパワーと、音楽に真正面から向き合っている様が音に如実に現れていました。
うっかり1曲めで涙がこぼれそうに…。
演奏はどれも素晴らしく、アンコールは4曲も披露してくださるという溢れ出んばかりのサービス精神!
大変満足してドヴォルザークホールを後にしました。
ドヴォルザークホール(ルドルフィヌム)の所在地
住所:Alšovo nábř. 12, 110 00 Staré Město, チェコ
電話番号:+420 227 059 227
HP:rudolfinum.cz
GoogleMaps:
おわりに
今回のドヴォルザークホールでの演奏会、なんと自由席でした。
コンサートホールでは、自由に選べるなら2階席の最前列中央に座りたい派なので、時間前からドア前で待機。
オープンと同時に中へ入りましたが、みんな同じことを考えるのか争奪戦となり、悔しくも敗退。それでもなんとか2列目をゲット。
選んだ席が良かったのか、ホールの音響が素晴らしいのか、はたまた演奏技術によるものなのか…スメタナホールの演奏会よりも1つ1つの音がずっとクリアに聞こえました。
日程などの都合でプラハの演奏会どれか一つのホールを選ばなければならないなら、私は断然ドヴォルザークホールをおすすめします!
それくらい、すべてに満足した演奏会でした!
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