こんにちは、nasupiです。
先日ギリシャに行った際に訪れたのは、アテネとサントリーニ島の他にあと一つ「ケア島」という小さな島にも滞在しました。
アテネともサントリーニ島とも違う、ケア島独特のゆるやかな時間軸があってひたすらにのんびりできました。
いろいろなことに疲れた方に、心底リラックスしたい方に、 かなりオススメのケア島について書いていきたいと思います。
<Sponsored Link>
ギリシャ・ケア島とは
エーゲ海に浮かぶキクラデス諸島のうちの一つ。
ギリシャ本土の港(ラヴリオ)から船で1時間と、あっという間に到着しますので、気軽に行くことができます。

ギリシャのガイドブックには、第一にサントリーニ島、そしてミコノス島やロドス島、あと数個の島についての情報は掲載されていましたが、このケア島のことについては一切書かれていませんでした。
日本人にはあまりメジャーな島ではないようですね。
事実、サントリーニ島ではたくさん見かけたアジア人も、ケア島では1人も見かけませんでした。
Airbnbが豪華&安い
私たちは港からほど近い丘の上のAirbnbを借りました。
大きなヴィラを5人でまるっと一軒借り上げたかたちで、それぞれに独立した部屋と、プールや大きなリビングなどの共用スペースがありました。
↑縦撮りの見にくい動画です・・・すみません!
3泊4日、ヴィラ1軒を5人で借りて、全部で1100ユーロだったので、1人1日1万円弱と、このクオリティのヴィラにしてはかなりお得だったと思います。

みんなでプールでのんびりしていると、すぐ隣に住んでいる大家さんのマダムがホームメイドクッキーを持ってきてくれて、これがとても美味しかったです。
その他、共用リビングの冷蔵庫にはマダムの手作りジャムがあったり、温かいおもてなしをしていただきました。

ギリシャだけど大抵英語が通じる
道路標識や看板には当然ギリシャ語が書かれています。
ギリシャ語って全くの未知です。ファ⁇(´Д` ;)とかウェーイψ(`∇´)ψとかでしか見たことないような記号が並んでいるのですから。
でも大丈夫、お店などはほとんど英語が通じます。
さすがEU圏の国ギリシャ!諸外国と陸続きなだけあって万国共通コミュニケーションツールはしっかり身につけておられます。

とにかくのどか
旅先で観光やアクティビティを存分に楽しみたいなら他の島の方が充実しているかもしれませんが、ここケア島はとにかくのんびりしたい人向け。
プールサイドに寝そべっていると船の汽笛が聞こえてきたり、散歩をしていると羊や牛が放牧されている様子を見ることができる、そんな感じです。
日に日に、頭が溶けてしまいそうになるくらい。
日々、自身のことを省みる暇がない生活からいったん逃れて、今までの人生やこれからについてをじっくり考える時間に充てることができると思います。
昔ながらの生活を見ることができる
私たちはある日、食事をした帰りに偶然発見した「イウリダ」という街を訪れてみました。
丘の上に街への入り口があったのでそこに車を停め、いざ。
山の斜面にザ・ギリシャと言った感じの可愛い家々が建てられており、急な傾斜の細い階段小道をずんずん進んでいきます。

まるでRPGの世界のような感覚に陥り、どこも同じような景色ばかりが続き迷いましたがそれもまた楽しい。
道がわからないけれどとにかくちょっとだけ屋根が見える大きな建物目指して先へと進むと、突如開けた広場のような場所が現れました。
その周辺にはレストランが数件。
コーヒーブレイクをしようとお店に入り、コーヒーを注文すると「コーヒーはない!」と。
え、めっちゃメニューにコーフィー書いてあるやん?
店員さんは、「最近この街の中にロバを乗り入れてはいけない決まりができ、物資を運ぶのが難しくなったんだ!」と言い訳をかましていました。
確かにこのひたすらな階段を重いもの持って運ぶのは辛いかもなぁ。
しかしロバって・・・昔ながらの生活がそこにはあり、住民はその生活を大切に守っている、そんなことを感じさせてくれる場所でした。
(その後しばらく私たちの間で「donkey」が流行語になった)
おわりに
エーゲ海の島と言ったらサントリーニ島があまりにも有名ですが、近くにこういった静かな島も沢山あります。
メジャーでないからこそ観光客も少なく、のんびり自分たちだけの時間を楽しむことができました。
のんびり静かにリラックスしたスローライフを送りたい方に、断然オススメのケア島、ぜひ訪れてみてくださいね。
<Sponsored Link>