こんにちは、nasupiです。
エーゲ海に浮かぶ島は約8000個あると言われていますが、一番有名と言ったらこの「サントリーニ島」ではないでしょうか。
ハネムーンのメッカとしても名高いこの島は、どちらを向いても絵画のような美しさが広がっておりとてもロマンティックです。
私たちはイメロヴィグリという町にあるホテルに滞在しましたが、島自体は小さいので、タクシーやレンタルバイク、バスなどで島中どこでも気軽にアクセスできます。
日本で買ったギリシャのガイドブックもあったのですが、その場所を楽しむには現地の人のおすすめを聞くのが一番!ということで、現地の方にたくさんおすすめを聞いて回りました。
結果的に大満足のサントリーニ滞在になったので、ガイドブックには載っていない、地元民から教わったサントリーニの魅力をご紹介します。
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Contents
昼間のイア
サントリーニ島の北端に位置するこの町は、もちろん街自体も大変美しいのですが、何と言ってもサンセットの名所として有名です。
イアのサンセットは世界一とも言われ、ガイドブックの表紙を飾るような夕日のオレンジに照らされたブルードームの教会の写真を撮ることができるでしょう。
世界一ともなれば人が集まるわけで、現地の方に伺うとサンセットの時間帯のイアは観光客でごった返し、道も大渋滞、人・人・人の波となります。
というわけでおすすめは日中にイアに行き、太陽にキラキラ輝くエーゲ海と美しい街並みを楽しみ、サンセット時はイア以外のレストランで夕日を眺めながらゆっくりディナーするのが良いとのこと。
夕日が沈む方向であるサントリーニ島の西側はホテルやレストランが多くあり、高い崖壁を利用してどこも眺望がかぶらないように上手に設計されています。
したがってどの場所でもサンセットを眺められるので、あえてイアに行かなくてもエーゲ海に沈む美しい夕日を楽しむことができます。
私たちはおすすめの通り昼間のイアに行き、紺碧の海を眺めながら石畳の道を散策することに。
日中だと道も割と空いているのでお土産やさんを眺めながらゆっくり歩いていると、ブルードームの教会が現れていかにもサントリーニという美しい写真を撮ることができました。
この美しい風景をバックに、ウエディングフォトを撮影しているカップルをたくさん見かけましたよ。
もちろんカメラマンに撮影してもらうカップルがほとんどでしたが、中にはドレスとタキシードを着込んでセルフ撮影しているカップルも・・・頑張りますなぁ。
そして夕刻に近づくとただでさえ狭い道にツアーバスが連なり、道がふさがって大渋滞の予感・・・慌ててイアを脱出。
結局私たちはサンセット時にホテルに戻ってルームサービスで白ワインをオーダーし、部屋のバルコニーにあるデッキチェアに座ってのんびり静かに太陽がエーゲ海に沈んでゆくのを眺めました。
本当に贅沢で、二人きりのロマンティックな時間でしたよ。
フィラ
島の中心部で、お店がひしめき合っていて大変活気があります。
ギリシャならではのお土産がたくさん売っているので、バラマキお土産はここでゲットすると良いでしょう。
私はギリシャ産オリーブオイル石けんを7個5ユーロでお得にゲットしましたよ。
お菓子類はお土産やさんよりもスーパーで購入する方が若干安いです。
私たちはこのフィラでバイクをレンタルしたのでバスは利用しませんでしたが、このフィラに大きなバスターミナルがあり、島の各地へアクセスできます。
フィラでのレンタルバイクの話
ちなみに面白かったのが、バイクをレンタルしている間は自分の運転免許証はレンタル屋に預けたままにされました。
ポリスが来たらレンタル証明書を見せればOKとのこと。
免許不携帯で捕まることはない、ダイジョブ!とレンタル屋のイケイケお兄ちゃんが言っていました。
バイク返却時に、他のお客さんたちの免許証の束の中から私たちの免許証を探し出し(顔をチラチラ確認して、答え合わせされながら)、無事返却してもらいました。
4輪バギーのレンタルについて
サントリーニ島に行くと、びっくりするくらいたくさんの4輪バギーを見かけます。
そのほとんどが観光客のレンタルバギーで、ヘルメットをかぶっていない人も多いです。
私たちも初めはバイクではなくバギーを借りようと思いましたが、地元民に尋ねるとバギーを酷評。笑
その理由は
とのこと。
バギーの話を出した途端、せきを切ったように酷評するので、なんか以前にバギーで嫌な思いでもしたかな・・・と案じてしまうほど。
そんな話を聞かされたら、「じゃ、やめよっか・・・」となり、バイクを借りるに至りました。
でも見ているとやっぱり楽しそうなので、マナーを守って次回は挑戦したいかも。
ピルゴス
宿泊したホテルのスタッフさん一押しおすすめスポット「ピルゴス」は私の持っていたガイドブックには全く載っていなかったのですが、フィラの南、島の中心に位置しています。
そのスタッフさんによると、ピルゴスは小さな村で、地元民の伝統的な暮らしを見ることができるとのこと。
夜にディナーをしに訪れたのですが、夜道は街灯も少なく人もあまり歩いていませんので、少し怖いくらいにとても静かでした。
村の入り口から細い石段の道を上がっていくと、絵本のような世界が広がっています。白いトンネルがあったり、かわいい看板があったり。
途中で子猫に出会い、子猫の後をついていく感じに。
あ、これ知ってるやつ!ジブリのあれだ!
子猫に続いてずっと上へ上へと歩くと、教会にたどり着きました。ここからはフィラ方面の夜景も一望できてとてもキレイです。
昼間に来たらまた違った美しい風景も見られることでしょう。
案内の猫ちゃんは近くからの「Cherry〜」という呼び声の元に消えてしまいました。
こんなシーンまで物語チック。完璧です。
このピルゴスにある「SELENE」という創作ギリシャ料理のレストランがとても美味しかったのが忘れられません。
ペリッサビーチ
島南東にあるブラックビーチ。長く続くビーチ沿いにたくさんのカフェやショップが立ち並んでいます。
ビーチチェアとパラソルも無数にあり、腰掛けると店の人が使用料を徴収しに来てくれます。確か1人3ユーロほどでした。
ドリンクもオーダーするとビーチチェアまで運んでくれます。
サントリーニ島は火山島なのでこのように黒いビーチとなるようです。
黒いビーチは照り返しも穏やかで、またエキゾチックな雰囲気がなかなかカッコ良かったです。
ヌーディストビーチという情報は得ていなかったのですが、行ってみると大胆にポロリされているマダムを数人見かけました。
ヨーロッパではよくあることなのかな?行かれる方はちょっとだけ心の準備を!
アクロティリ
島の南西部に位置しています。
駐車場にバイクを停め、小さな丘を越えてビーチにたどり着きます。
ビーチの裏手にそびえる岸壁が赤茶色をしており、レッドビーチと呼ばれ、ペリヴォロスのビーチとはまた違った、神秘的な雰囲気。
アクロティリ遺跡も有名ですが、のんびりしたかった私たちは訪れず。
おわりに
サントリーニ島は小さな島なので、せっかく訪れたからにはなんらかの交通手段で島内一周してみてください!
小さい島ながら、その地域ごとにまったく違った表情を見せてくれて、とても興味深いです。
そして現地の方のオススメは間違いありませんので、旅をより色濃いものにするためにも、どんどん話しかけておすすめ情報をいただいちゃいましょう!
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