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日本×スウェーデン国際結婚への道シリーズ、今回は結婚式には欠かせない
【4:各種打ち合わせ】
についてまとめていこうと思います。
結婚式を挙げた2019年、私たちは5月と8月(式1週間前〜)の2回、スウェーデンに渡っています。
そのタイミングで結婚式に関する各種打ち合わせを行いました。
※この記事内の画像は全てイメージです。
Contents
結婚式に向けての打ち合わせ
打ち合わせをしたのは、以下の7ヶ所です。
1)婚姻執行人(Vigselförrättare)
2)式場
3)レストラン
4)カメラマン
5)お花屋さん
6)ヘアメイク
7)ケーキ屋さん
実際にどのような打ち合わせを行ったのか、順にご説明させていただきますね。
1)婚姻執行人(Vigselförrättare)と打ち合わせ
婚姻執行人(Vigselförrättare)ってなんぞや?とほとんどの方が思うと思うのですが、キリスト教でいうと牧師さんのようなお仕事をする方のこと。
私たちはキリスト教ではないので、今回お願いしたのは牧師さんや司祭さんではありません。
スウェーデン語でVigselförrättare、要は「他人同士を婚姻させる資格を持つ人」なのですが、日本語で何と言うか分からなかったので「婚姻執行人」とここでは呼ぶことにします。
スウェーデンではこの婚姻執行人の承認を以って正式に婚姻成立となります。
今回お世話になった婚姻執行人は女性の方。
式場を管轄する役所にて、英語の話せる方をリクエストしたところ紹介していただきました。
上品な可愛らしいおばあちゃまといった感じですが、経歴を見るとこの地域に大変貢献された文化人です。
現在は常勤の仕事は退職されており、この婚姻執行人の仕事依頼がきた時だけ働くのだそう。
したがって夏の土日は毎年大忙しなのだとか。
彼女と直接面談したのは5月の1度のみ。
海辺のアイスクリームショップでアイスを食べながら小一時間ほどお話しをしました。
面談の内容は、二人の出会いや普段の仕事・生活のこと、式の進行、どんなスピーチをしてほしいかの希望などなど。
かなりフランクにお話しし、細かい部分はその後メールにてやり取りをしました。
そして彼女と次に会うのは結婚式当日となります。
2)式場と打ち合わせ
スウェーデンでは主に、教会・市庁舎・任意の式場、の3つの中から結婚式会場を選ぶことになります。
私たちが式場に選んだのはこの中の任意の式場にあたる、私も以前訪れたことのある美しいガーデン。
旦那ママがこのガーデンにウェディングプランがあると教えてくれて即決でした。
ちなみに長らくサンボ関係だった夫の姉夫妻は、一昨年ストックホルムの市庁舎で結婚・挙式をしています。
私たちが実際に式場となるガーデンに足を運んで行なった打ち合わせは5月の1回のみ。
この時に決めたことは、
・ガーデンのどの場所で挙式をするのか(広いガーデンの中のどの場所で行ってもOK)
・雨だった場合にどうするか(屋内か、屋外にある小さな小屋の中か)
・ざっくりとした式進行
・ゲストの椅子の配置
など。
あとの細かな部分はメールでやり取りし、当日の朝にさらりと流れを確認してほぼぶっつけ本番。
日本では考えられないざっくり感。
3)レストランと打ち合わせ
挙式の後、ゲストとガーデン内にあるレストランにて披露宴のような感じでランチ&フィーカをすることにした私たち。
ガーデン内にあるレストランですが式場とは管轄が違うらしいので、こちらとも打ち合わせ。
式場との打ち合わせが終わったあとすぐに、会場となるレストランにて料理長と打ち合わせをしました。
レストランとの打ち合わせもこの5月の1回ポッキリ。
打ち合わせ内容は、
・レストランのどの部分を貸し切るかの場所決め
・食事の前スタンディングでの歓談の際に提供するシャンパンとカナッペのメニュー決め
・コース内容
・ワインの種類
など。
試食とかあるのかな?と少しワクワクしていましたが特になく、料理内容についてはいくつかのコースメニューを見ながら説明のみ受け、後ほどメールにて決めたメニューを注文というあっさりとしたものでした。
4)カメラマンと打ち合わせ
カメラマンさんとも5月に一度だけ対面で打ち合わせをしました。
かなりプロフェッショナルな方で、私たちが挙式をする式場のホームページの写真も撮影している方。
というのも、式場から彼女を紹介してもらいました。
彼女のアトリエで打ち合わせをしましたが、温かい人柄に加え、手作りのカルダモンロールやクッキーを準備してくれていたり、丁寧にアドバイスをくれたりとすっかりリラックスして打ち合わせをすることができました。
式場のことを熟知されていたので話も早く、ガーデンのどの場所で撮影したいか、どんなポーズがいいか、撮影プラン、天候が悪かった時の対応等々、一時間ほど打ち合わせ。
あとは何度か郵送で料金プランについてや契約書のやり取り、また細かいことはメールでやり取りし、前日に電話で最終確認を行いました。
5)お花屋さんと打ち合わせ(ウェディングブーケ)
ウェディングブーケは夫ママのおすすめのお花屋さんにお願いすることに。
挙式は8月なので、3ヶ月後のことだから早すぎるかなとも思ったのですが、一応5月にお花屋さんに出向き注文をしました。
この時ウェディングブーケの他に、新郎用のコサージュ、髪の毛のデコレーション用生花も一緒にお願いしたところ、こちらはサービスで付けてくれるとのこと。
お花屋さんでは使いたい花の種類・色味・ブーケの形の希望を伝え、後日希望イメージに近いウェディングブーケの写真(ネットで拾ったもの)を数枚メールで送りました。
挙式前々日に確認のメールが来て、挙式前日夕方に引き取り。
6)ヘアメイクと打ち合わせ
ヘアメイクは式場から数名の紹介を受け、それぞれのホームページやSNSをチェックし、仕上がりのイメージが一番好みだった方にお願いをしました。
ヘアメイクさんには5月に初めてメールで問い合わせをし、スケジュールがOKかを確認。その後に私の髪質や長さの確認用の写真を送ったり希望のヘアスタイルの写真を送ったりとやり取りをしました。
実際にお会いして打ち合わせをしたのは、挙式2日前。
彼女のサロンに出向き、メイクの希望やヘアスタイルの最終確認、ヴェールをつけた時と外した時の見え方確認など打ち合わせ。
当日は式場に来てくれるわけではないので、早朝にサロンでヘアメイクを行い式場に移動といった流れでした。
7)ケーキ屋さん(ウェディングケーキ)と打ち合わせ
私たちはガーデンでの結婚式を終えた後ゲストとともに旦那の実家へ移動しパーティーをする予定にしたので、その際にみんなで食べるウェディングケーキを準備することに。
こちらは打ち合わせというか、単に注文をしてきた感じです。
挙式の1週間前くらいにオーダーしてきました。
せっかくのスウェーデン挙式ですから、ケーキの種類は絶対「プリンセスケーキ」と決めていました。色は定番のグリーン。
他には特にこだわりもなかったので、サイズとケーキに入れる文字だけ伝えてあとはお任せスタイル。
式前日に取りに行き、思った通りの出来栄えに満足。
おわりに
以上が私たちが行った結婚式に向けての各種打ち合わせでした。
それぞれが対面で1度、あとはメールや電話でのやり取りと、かなり合理的かつ効率的。
日本で結婚式を挙げた友人たちからは、何度も式場に出向きプランナーさんと打ち合わせをし、準備にも膨大な時間がかかり…なんていう話を聞きます。
今回の結婚式に向けての各種打ち合わせのスタイルは、準備に時間や手間を割きたくなかった私たちにぴったりでした。
式自体も特に困ることはなく、とても楽しく理想の結婚式ができて大満足です。
スウェーデンでの挙式を計画されている方がいらっしゃったら、この記事でなんとなくイメージがお伝えできていたら幸いです。