こんにちは、nasupiです。
先日、ストックホルム中心地から地下鉄で少し離れた場所に住むお友達ファミリーを訪ねました。
都心から少し離れただけで、こんなに自然が豊かで静かな住宅街があるとは。
そして友人宅には広〜いお庭があり、友人が「庭でクッブをしようぜ!」と言い出した。クッブって何??と戸惑う私。
【KUBB(クッブ)】とはどうやら、芝生の上で木を投げ合うスウェーデンの伝統的なスポーツらしい。
ということで友人ファミリーと一緒に、初めてのKUBBを実際に体験してみました♪
Contents
KUBB(クッブ)とは
KUBB(クッブ)とはスウェーデン・ゴットランド島発祥の、古くから行われている伝統的なスポーツ。
スウェーデンのヴァイキング時代にはどの家にも軒下には薪があり、それを使って遊び始めたのがKUBBの起源と言われています。
スウェーデン語で「KUBB=薪」という意味で、その名の通りKUBBで使う道具はすべて木製。
発祥地であるスウェーデン・ゴットランド島では1995年より毎年KUBBの世界大会が行われており、世界各国からの参加者が競い合って大変盛り上がるのだそう。
KUBBの基本ルール
KUBBの基本的なルールは、こちらの日本クッブ協会の公式ホームページに詳しく書かれていました。
超簡単にご説明すると、1列に立てたポールめがけてスティックを投げ倒していき、最後に真ん中の王様ポールを先に倒した方が勝ち、というゲーム。
以下詳しくご説明します。
<セッティング>
木製のKUBB専用セットを用いて遊びます。
コートは縦8m、幅5mのサイズですが、実際遊ぶ際には適当でOK。
まず初めに、上が王冠の形になった「王様のポール(キング)」を真ん中に立てます。
その王様のポールの両側に、木製の「角柱ポール(クッブ)」を互いが向かい合うように横1列に並べ、両端にコーナーピンを立てます。
2チームに分かれ、それぞれが角柱ポールより後方にスタンバイ。
<ゲーム開始>
先攻チームは角柱ポールより後方から1人ずつ、相手チームの角柱ポールめがけて円柱型のスティック(カストピンナ)を投げます。
全ての角柱ポールを倒し終えるまで、真ん中の王様のポールを倒してはいけません。もし誤って倒してしまったら、その時点で負けとなります。
先攻チームが全員投げ終えたら、後攻チームがスティックを投げる番になります。片方のチームが全てのポールを倒し終えるまで、これを繰り返します。
全ての角柱ポールを倒し終えたチームは王様のポールを倒すことができるようになるので、先にこの王様ポールを倒したチームが勝ちとなります。
本来はもっと色んな決まりがあったりしますが、シンプルなルールは上記の通り。私たちも今回上記のように遊びました。
KUBBを実際にやってみた
お友達ファミリーと一緒に、初めてのKUBBを体験してみました。
簡単そうに思えたKUBBですが、実際にやってみると意外と難しい!
投げるのがボールではなくスティックなので、妙な回転がかかったりして思うところに行き着きません…(T_T)
しかも角柱ポールがどっしりしているので、ある程度力を込めて命中させないと倒れてくれず。
しかし、未経験というハンディキャップを背負いながらも3つのポールを倒すことに成功!コツを掴めば上達の余地がありそうです♪
おわりに
屋外で大人も子供達も一緒になって遊べるKUBBは、ピクニックに行った時にやったりするととても盛り上がりそう!
KUBBセットをスウェーデン土産にして、家族で公園などで遊ぶのも楽しいかもしれませんね。
自然の中で木がぶつかり合う音は、なんだか爽快な気分にさせてくれます。
そしてKUBBのルールはとても簡単なので、未経験でも楽しむことができました。
KUBBをされる機会があればぜひ挑戦して、スウェーデンの伝統の遊びを楽しんでみてくださいね。
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