こんにちは、nasupiです。
スカイトレイン、通称BTSはバンコク市内の重要な公共交通機関です。
バンコクの交通渋滞は尋常ではなく、混雑する時間帯はタクシーやバスよりも断然BTSの方が早く目的地に着きますのでBTSの利用価値はかなり高め。
という理由で、私もめちゃめちゃ利用しています。
日本ではSuica やPasmoがあるように、バンコクでも交通系ICカードがあり、BTSを乗るのに使用するのが今回お話する「ラビットカード」というもの。
ラビットカードの購入〜使用方法などをご紹介いたしますね。
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Contents
BTSは現在2路線
現在バンコク内のBTSの路線はスクンビット線とシーロム線の2路線があります。
私がタイに住んだ半年間の間にも着々と延伸工事が進んでおり、BTSで行けるエリアが今後さらに拡大する模様。
BTSに乗る方法はラビットカード以外にも、切符を買う、回数券を買う、ワンデーパスを買うetc.幾つかありますが、今回は「ラビットカードでBTSに乗る方法」をお伝えいたします。
交通系IC カード「ラビットカード」
切符を買うための券売機前はいつも大混雑しています。
その点ラビットカードを持っていれば直接改札を通れますし、チャージするにしても窓口は券売機ほど混雑していません。
しかもラビットカードは切符を買うよりちょっぴり運賃が安くなるので、いいことづくしです。
ラビットカードの種類にはSTUDENT・ADULT・SENIORの3つがありますが、SENIORは60歳以上のタイ人のみ持てるカードとなりますので、私たち日本人は主にこちらのADULTを使うことになります。
提携店での支払いにも使用できたり、手続きをすればポイントを貯めて特典を受け取ることもできますが、この記事では詳細の説明は割愛いたします。
ラビットカード自体の有効期限は購入してから5年(チャージ残高は2年間未使用で消滅)。
購入から5年経過して使えなくなったカードは窓口に持っていけば残高を新カードにそのまま移行してくれるそうです。
ラビットカードの新規購入
新しくラビットカードを購入するには、BTSの駅窓口かラビットカード提携店(Rabbit Card Top Upというステッカーが目印)で新規購入できます。
新規購入には、チャージ金額によって変わりますが少なくとも200バーツが必要。
初回入金:100バーツ〜←最初のチャージ。なくなったら都度窓口でチャージしましょう。
※以前はデポジットが必要でしたが、現在はなし。
※デポジットあり・なしは選べるの??
上記に記載したように「以前はデポジットが必要だったが、現在はなし」という認識でおりましたが、ネット情報では“新規購入時にデポジットあり・なしを選べる”という情報も見かけ、ちょっと混乱。
そこで、私が今回実際にラビットカードを新規購入する際に「デポジットあり・なしをチョイスできるか?」とBTS窓口のお姉さんに聞いたら「できない」と言われました。
したがって窓口の方の言うことが正しければ、現在はデポジットありタイプの新規販売は無くなったのでしょう(2018年4月現在)。
ラビットカードにチャージしよう
チャージは100バーツから入金することが可能。
1日の入金限度額は500バーツまでですが、ラビットカードには4000バーツまでチャージしておくことができます。
改札手前横の窓口で「トップアッププリーズ」と言い、金額を支払えばその分入金してくれます。クレジットカードも利用可。
ラビットカードをかざし、改札を入る

Suicaなどと同様、ラビットカードを指定の場所にタッチします。
下のカード差し込み口は切符を差し入れる部分なのでラビットカードを差し込まないように注意!
改札を入ると警備員のような人が常に立っており、たまに手荷物検査を行います。ハンドバッグ程度でしたら検査はありませんが、キャリーケースや大きめのリュックを持っているとまれに呼び止められます。
ただし検査はチラ見だけで一瞬で終わりますけどね。
改札を出る時は、残高マイナスでもOK
改札通過時にタッチをすると残高が手元の画面に表示されますので、少なくなってきたらチャージをしましょう。
そしてこれがラビットカードのいいところ、もし改札を出る際に残高が足りなくてもマイナス表示の状態で改札が通過できます。
あの混雑時に「ポーン」となって流れを止めてしまう気まずさがなくていいですね。
※検証の結果、デポジットあり・なしどちらのカードの場合もマイナス表記で出場することができました。
マイナスの状態でチャージをすると、マイナス分を引き去った額が新たに入金されます。
ただ入場に関しては、デポジットありのカードでもBTS最低運賃である16B以上の残高がないとできませんでした。
ラビットカード内の残高を払い戻す方法
ラビットカードが必要なくなったら、チャージ分を払い戻すことができます。
パスポートを持参し、駅窓口で「リファン(Refund)プリーズ」といえばラビットカード内にある残高が現金で払い戻されます。
ラビットカードは2年間使用がないと、残高は消滅してしまいますので、使用の予定がなければ払い戻しを忘れずに!
おわりに
BTSは現在も延伸工事が着々と行われており、バンコク各地へのアクセスがより簡単になりそうで楽しみでなりません。
また現在ではBTSのみで使用出来るラビットカードですが、今後MRTでも使えるようになったりと、より便利になるでしょう。
それに伴い規定なども改訂している段階なのか?ネット上でも情報が錯綜しており、ラビットカードの公式HPにもページによって書いてあることが異なったりと未だクリアにならないラビットカードの今。
この記事では2018年4月現在、私が実際に検証した結果をもとにまとめておりますが、今後も変わる可能性は十分にありますので最新情報はご自身の目でチェックされてみてくださいね。
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