こんにちは、nasupiです。
今回のタイ北部チェンライ県の旅行では、タイの山岳民族であるアカ族の村を訪れてみました。その名も【パーヒー(Phahee)村】です。
こちらのパーヒー村ではコーヒー栽培が盛んで、パーヒー産のコーヒー豆は各地に出荷されており人気を集めています。
私たちも実際にこのアカ族の村・パーヒーでコーヒーを飲んでみました。
Contents
タイでは麻薬栽培からお茶・コーヒー栽培へ
ガイドさんの話によると、かつてタイでは、ミャンマーやラオスとの国境が近いこのチェンライ周辺で、あへんをはじめとした麻薬栽培が盛んに行われていました。麻薬栽培こそが、チェンライに住む山岳民族であるアカ族の大切な収入源となっていたのです。
しかし、法律で麻薬が規制されるようになり、今まで麻薬栽培で生計を立てていたアカ族は職を無くし困ってしまいます。
そこで王妃がロイヤルプロジェクトの一環として麻薬畑だった場所を一掃し、茶畑やコーヒー畑に変え、アカ族の仕事も確保したとのこと。
そんなわけで、チェンライにはあちこちに茶畑やコーヒー畑があるのです。
タイ山岳民族・アカ族の村「パーヒー(Phahee)」
北タイの自然豊かな山々に囲まれたのどかな村が、今回私たちが訪れたタイ山岳民族・アカ族の村であるパーヒー(Phahee)。
アカ族は20世紀初頭に中国から移住してきた民族で、細やかな刺繍や銀細工の装飾を施した民族衣装が特徴。
アカ族の伝統行事にはスウィングセレモニーというイベントがあり、その際に使用される巨大ブランコも発見。
伝統を守り続けるアカ族の生活を垣間見ることができました。
そしてさすがはコーヒー栽培の盛んなパーヒー村。いたるところでコーヒー豆を天日干ししている様子を見ることができます。
あぁ!ワンちゃんがコーヒー豆の上に座ってしまっている…!
アカ族・パーヒー産コーヒーを飲んでみた
せっかくコーヒー栽培が盛んな村に来たのだから、コーヒーを飲まずに帰ることなどできません。早速近くのコーヒーショップに入り、丁寧に淹れたハンドドリップコーヒーをいただきました。
最高の景色と、香り高いコーヒーとのコラボレーションが、癒しのα波を存分に引き出してくれます。
程よい酸味と苦味、そして優しい口当たりで美味しい。ほっと一息。
しかしね、コーヒーを飲んでいる最中、あのコーヒー豆の上に座っていた犬の光景がどうしても脳裏をよぎるのよ。
無意識のうちに、コーヒーが獣臭くないか嗅覚を研ぎ澄ませて確認してしまう人間の本能たるや。嗚呼。
Phahee Coffee 店舗情報
所在地:20 ม.10 Tambon Pong Ngam, Amphoe Mae Sai, Chang Wat Chiang Rai 57130
電話番号: +95 894317479
営業時間:8時~18時
定休日:なし
HP:http://www.phaheecoffee.com
Google Maps:
おわりに
アカ族のコーヒーは探してみるとタイの色んなところで飲めるようなので、気になる方はぜひ探してみてくださいね。
しかし、本場の北タイ・パーヒー村で、絶景を眺めながら飲むコーヒーは格別です。
美味しいコーヒーはもちろん、アカ族の伝統を肌で感じることもできますので、チェンライに行かれた際はぜひこのパーヒー村を訪れてみてくださいね。
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