ご覧いただきありがとうございます、nasupiです。
先日、ホアヒンの北に位置するビーチタウン「チャアム(Cha-am)」へ旅行してきました。チャアムを訪れるのは今回で3度目かな。静かでお気に入りの場所です。
チャアムの国道を車で走っていると、開けた田舎の景色に突然目に飛び込んでくる荒々しい岩山。
気になって調べてみると、こちらは
【カオナーンパントゥラット森林公園】
(英:Khao Nang Phanthurat Forest Park, タイ:วนอุทยานเขานางพันธุรัต)
という国立公園で、ハイキングやキャンプが楽しめるとのこと。
実は前回のチャアム旅行でもこちらの入り口まで訪れたのですが、その時は新型コロナの影響でこの国立公園自体がクローズしていたため、今回満を持してのリベンジハイキングです。
Contents
カオナーンパントゥラット森林公園
カオナーンパントゥラット森林公園は1999年に自然保護区として設立され、豊かな自然が広がっているためハイキングやバードウォッチング、キャンプなどを楽しみに多くの人々がこの地を訪れます。
山の高さは一番高いところでも372mとのことですが、見た目にも厳つさを感じさせるゴツゴツとした岩肌は、周囲の風景とは一線を画した圧倒的な存在感を誇っています。
石灰岩でできた岩山には所々洞窟のような穴が空いており野生の動物たちの住処となっているので、ハイキング中にもいくつかの野生動物に出会えるかも?
こちらの森林公園の広さは「約1562ライ」とパンフレットに記載があります。
ライってなんだ?と調べてみたら、タイの敷地面積を表す単位で「1ライ=1600㎡」と。
1562ライ=1562×1600=2499200㎡(2.4992k㎡)、すなわち敷地面積は約2.5k㎡ということですね。
カオナーンパントゥラット森林公園ビジターセンター
ハイキングの前にルートを確認するため、まずは駐車場に併設されているビジターセンターへ。
建物はクローズしていたようですが、係の方が地図付きのパンフレットを渡しにきてくれました。
もちろん、夫には英語、私にはタイ語のものを。
ハイキングコース入り口はキャンプサイトの横を入った奥にあるので、車で来た道を少し戻るような感じで車道脇を歩き、入り口を目指します。
ビジターセンター横には小さなコーヒーショップがありますので、ハイキングおわりに乾いた喉を潤すこともできますね。
ハイキングコース
ハイキングコースは、全てのコースを歩いても約2.5kmほどの気軽に楽しめる距離。
メインコースはループ状になっており、そこから派生して1本コースが伸びています。我が家は今回子連れだったため、このループ状のコースだけ楽しむことに。
1つ目のビューポイント「Khok Chang View Point」
崖の上に突き出した展望デッキから、チャアムののどかな田舎風景を見渡すことができます。
注意書きには、
「NOT MORE THAN 10 PEOPLE(10人以上だめ) 」
「WOOD NOT STRONG(木つよくない)」
とあります。
団体さんはご注意を…。
2つ目のビューポイント「Tungsettee View Point」
海方向に向いたビューポイントなので、お天気がよければ海が綺麗に見えるはず…!
ビーチタウンチャアムならではのハイキングビューですね。
この日は天気は良かったもののもやがかっており、海ははっきりとは見えませんでした(T_T)
目下には最初に通ってきたキャンプサイトも見えます。
カオナーンパントゥラット森林公園 所在地
所在地:Khao Yai, Cha-am District, Phetchaburi 76120
Tel: 0957610906
開園時間:8時~17時
Google Maps:
おわりに
ハイキングの所要時間は全部で1時間半ほど。
2つ目のビューポイントからは15分ほどでキャンプサイトまで戻ってこれました。
今回は1歳の子連れのためかなりのスローペースだったので、大人だけであればループから派生したコースを行っても1時間程度で終了するのではないかなと思います。
道中では野生のサル、鳥、トカゲ、蝶々などの生き物にも出会い、様々な花や植物もみることができ、短いながらもとても楽しめるハイキングコースでした。
チャアムはビーチだけでなくこういった山の自然も楽しめるのでとても魅力的な地です。ビーチに飽きたら、ぜひこちらのカオナーンパントゥラット森林公園を訪れてみてくださいね。
ひとつ、蚊が多かったのでモスキート対策はお忘れなく!
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