当ブログをご覧いただきありがとうございます、nasupiです。
ついに、タイのクラビ県にある離島「ランタ島」での2か月間の滞在が始まりました。
先日まで滞在していた日照時間の短い冬のスウェーデンとは打って変わって、ランタ島では太陽サンサン、非常にHOTな日々を過ごしております。
自宅のあるバンコクからランタ島へ行く交通手段は色々と選択肢があったのですが、今回私たちは
【バンコクからクラビ空港を経由しランタ島まで行く】
というルートを利用しました。移動中のあれやこれやを書き起こしてみましたので、よろしければお付き合いくださいませ。
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Contents
スワンナプーム空港からクラビ空港までのフライト
バンコクのスワンナプーム空港から1時間15分ほどのフライトでクラビ空港に到着します。
国内線だからパスポートはいらないかと思いきや全然そのようなことはなく、チェックインから搭乗まで随所でパスポート提示を求められ、結局フル活用しました。
今回初めてタイスマイル航空を利用。
機内サービスに、可愛いかき氷で有名なカフェ「After You」のチョコレートケーキが提供され、機内でテンションが上がる私。
機内誌によると、12月25日-1月1日までのキャンペーンとのこと!ラッキー。
あれ、そういえばこの日は1月2日。
さては余ったな。
CAさんにとびきり可愛い子がおり目の保養をしつつ快適なフライトタイムを過ごし、無事クラビ空港にランディング。
クラビ空港からタクシー
滞在先にあらかじめ送迎タクシーを依頼しており、クラビ空港に到着し出口を出たらすぐ、私たちの名前を掲げたドライバーが出迎えてくれました。
グラサンに胸元広めの派手なシャツに身を包んだドライバーさん、ここが南国でなければ完全にヤカラにしか見えませんが、開口一番「ハッピーニューイヤッ!」と新しい年の幕開けを喜んでいました。
ヤカラに連れられタクシーに乗り込み、ここから滞在先までどのくらいかかるか尋ねると、しばしの沈黙ののち「…ノーイングリッシュ、、、ハッピーニューイヤッ!haha」と。
直後、私たちは示し合わせたわけでもないのに2人してそれぞれのスマホでGoogle Mapsを開いていました。
しかし陸路が繋がっていないため、Google Mapsは無情にも所要時間を示してはくれません。
Google Maps上の現在位置をちらっと見やりつつ、外の景色を眺めることにしました。
年明け間もないからかここが田舎だからか、渋滞などは全くなくスムーズに車は走ります。バンコクの万年大渋滞と比較すれば、いや、比較するまでもなく、快適な走りを見せています。いいぞヤカラ、その調子だ!!
現在位置の表示もスムーズに南下。この感じだと1時間もせず港について、フェリーで20分くらい、そこから再び車で30分くらいかしら?と雑な予想を立てる。
車に乗ったままフェリー乗船
本土からランタ島へは車に乗ったまま船に乗り込みます。
一応ハイシーズンではあるので、正月早々ランタ島に行こうとする人はまぁまぁいるらしく、フェリー乗り場に到着した頃には十数台の車がすでに乗船スタンバイしていました。
待つこと15分程、ランタ島からの車を乗せた船が港に到着し、次々に車が出てきます。
すべての車が降りた後に私たち含めランタ島に向かう車が1台ずつ船に乗り込み、係員の誘導のもと車がうまく船上に組み込まれるその様はまるでテトリスのよう。
船上に乗れるだけ車を乗せ切って、いざランタ島へ出航!!
船上の車はほぼ全てと言っていいほど、エンジンをつけたまま。
外に出て海を眺めたかったけれど、この密集した車の排ガスを吸ってしまったら喉がやられそうで、おとなしく車で待機することに。
ドライバーさんは外に出て、同じドライバー仲間らしき人とおしゃべりしているのが車の隙間から見えました。きっと新年の訪れを互いに祝っているに違いなかろう。
このフェリーには結局40分くらいは乗っていたような気がします。
揺れはそんなに感じなかったけれど、四方を車に囲まれて密閉された空間で過ごす時間は結構長く感じました。
そんなこんなで時が経ち、ワンバウンド大きく船が揺れたかと思ったらドライバーさんが車に戻ってきて、そこでランタ島に到着したことが分かりました。
車がまた一台ずつ順に港へ降りて行き、各々の目的地へと向かいます。
港へ降りてびっくり、今度はランタ島からクラビ本土へ向かうフェリーを待つ車が長蛇の列をなしています。2〜3kmは続いているんじゃなかろうか。
これやばいねー、飛行機乗り遅れちゃう人とかいるかもね。フェリーの人も休みなしで大変だね。などと日本語で話していると、おもむろにドライバーさんが「ニューイヤーニューイヤー」と話に参加してきました。
年末休みを利用してランタ島に来て年越しを迎えた後、この年明けに家に帰る人が多いのでしょう。
ラストスパート、ランタ島での滞在先まで急ぎます。
最終目的地であるランタ島のバンガローへ
ランタ島は言わずもがなビーチリゾートですが、私たちが滞在する場所は木々に囲まれた小高い丘の上、ビーチからは徒歩にして20分程度離れています。
なぜビーチリゾートで、あえてビーチから離れた場所にしたかというと理由があります。
2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震、マグニチュード9.1という大きな地震だったため、多くの方が津波に飲み込まれ亡くなりました。
死者は22万人と言われておりますが、この中には正月休みを利用してアジアのビーチリゾートを訪れていた多くの観光客も犠牲になったとのこと。
タイの離島はヨーロッパの人々に大人気のリゾートで、日本人がハワイ大好きなように、このあたりもどこへ行ってもヨーロッパ人がたくさんいます。
従ってこのスマトラ島沖地震による犠牲者の中には彼の母国スウェーデンの人々も多く、彼の中で強い思いがあったようです。
そういった理由があり、今回の滞在場所はビーチから離れた場所にしたというわけです。
話が脱線しましたが、船着き場から滞在先へ向かう道中、一つ大きな橋を渡りました。
この橋は最近できたもので、橋が完成する前はランタ島に行くためにもう一回船に乗る必要があったと言います。橋が完成したことによってアクセスしやすくなって、今後さらに観光客も増えるかもしれませんね。
その後20〜30分車を走らせ、無事目的地に到着!
長旅、お疲れさまでした!!
おわりに
クラビ空港にランディングしたのが午後3時すぎ、それから預けた荷物をピックアップしてドライバーさんと合流し、滞在場所に着いたのがサンセットの始まる頃(午後6時頃?)だったので、クラビ空港からランタ島滞在先までの移動時間は計2時間半〜3時間くらい。
私の結論としては「ランタ島はアクセスしやすい場所ではないけれど、移動はそれほど過酷ではない」です。
お読みいただきありがとうございました!
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