こんにちは、nasupiです。
ほんの少し前のことなのに、タイ・クラビ県にあるランタ島に2か月滞在していたのが幻のようです。
2か月滞在すると、短期間の旅行とは違い「暮らす」という感覚に近くなりますね。
日々の暮らしの中で感じたランタ島の魅力や特徴を13個、記憶が薄れる前にまとめておきたいと思います。
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Contents
- 1 1)ピークシーズンでもそこまで混雑していない
- 2 2)観光スポットは少なめ
- 3 3)タイ料理はバンコクよりも値段設定が高め
- 4 4)オーシャンフロントのビーチレストランは総じて高め
- 5 5)洋食などのタイ料理以外のレストランはバンコクに比べて安い
- 6 6)ヴィーガン・ベジタリアンレストランが多い
- 7 7)イスラム教文化が浸透
- 8 8)スウェーデン人観光客が多い
- 9 9)ビーチはそこまで透き通っていない
- 10 10)ビーチに個性があり、時間帯によっても見せる表情が変わる
- 11 11)虫が多い(特に蚊)
- 12 12)旧正月には中国人が来る
- 13 13)停電が多い
- 14 【まとめのまとめ】正直2か月滞在は長かった。けれど素敵な島
1)ピークシーズンでもそこまで混雑していない
ランタ島のピークシーズンは11〜3月頃まで。
これ以外だと雨季に入ったり、暑すぎたりして過ごしにくいとのこと。
ランタ島のお店や宿泊施設もピークシーズン以外は閉じてしまうところもあり、選択肢も狭まります。
したがって観光客はピークシーズンを狙って来島します。私たちもピークシーズン真っ只中に滞在していました。
しかし、ビーチやお店は「本当にピークシーズン?」と疑うほど、大混雑に出くわすことが少なかったですね。
人気のお店だと人が集まっていますが、ローカルなお店や中心地から少し離れたビーチなどは貸切状態になることも。
混雑が大嫌いな私たちには過ごしやすかったです。
2)観光スポットは少なめ
下調べをしたところ国立公園やウォーターパーク、象に乗れたりするスポットがちらほらありますが、基本的にランタ島の観光スポットは少ないです。
ランタ島を訪れる人はほとんどのんびりすることを目的としているので、観光スポット巡りが大好きな方には不向きかもしれません。
数週間〜数ヶ月のお休みをとって、ランタ島でのんびり過ごす欧米人が多く滞在しています。
3)タイ料理はバンコクよりも値段設定が高め
観光で成り立っている島だからか、観光客向けの価格帯のレストランが多く存在します。
バンコクのような道端でストリートフードを、というスタイルはなかなか見かけず、しっかりとしたレストランなのでその分値段設定もそれなりになっています。
4)オーシャンフロントのビーチレストランは総じて高め
タイ料理でもさらに値段が高いのが、ビーチにあるレストラン。
クオリティは「?」な所でも、場所代なのでしょうか、総じて高め。
飲み物だけでも頼めばビーチチェアが使用できるのは便利ですけどね。
5)洋食などのタイ料理以外のレストランはバンコクに比べて安い
バンコクだと、おしゃれ洋食レストランなどは下手したら東京よりも高くついてしまうこともありますが、ランタ島ではバンコクと比較したら安いです。
ランタ島では、いいレストランでもメインが300〜500B前後がスタンダード(ものによっては700Bなどもありますが)。
6)ヴィーガン・ベジタリアンレストランが多い
ヨーロッパ人観光客が多いからなのか、ヴィーガン・ベジタリアン向けのレストランが非常に多く存在することに驚きました。
トリップアドバイザーのランタ島レストランランキング1位がヴィーガンレストランであることからもその多さが伺えます(2018年3月現在)。→トリップアドバイザー ランタ島レストランランキング
私たちが宿泊していたバンガローにもベジタリアンの方が滞在することもあり、その度にスタッフさんが朝食のメニューを何にするか悩んでいました。
7)イスラム教文化が浸透

ランタ島はマレーシアに近いからかムスリムがたくさんおり、島全体にその文化が根付いています。
例えば、1日5回のお祈り。時間になると「アアーアーー」と祈りの歌声がスピーカーで流れます。
初めはなかなか慣れずにいましたが、しばらくすると生活の一部となり「あぁ、もう昼過ぎね」のように時計代わりにもなります。
また、イスラム教徒は豚肉を食べませんので、豚肉を提供しない店が多いのも特徴!これは豚肉ラヴァーな私たちにはやや大きな問題でしたが、まったく無いわけではなく探せばあります。
働いている人も、髪や顔を隠す「ヒジャブ」をかぶった女性が多く、ナイトマーケットではいろんな種類のヒジャブが売られているのを見ることができます。ヒジャブにも流行があるようで、レースが付いていたり後ろが長いものやブローチが付いているもの、刺繍が施されているものなど様々。
8)スウェーデン人観光客が多い
なんででしょう、ランタ島にはスウェーデン人が多いです。彼はちょっとがっかりしていました。
スウェーデン人向けのレストランメニューがあったり、リゾートのホームページがスウェーデン語切り替えできたり。スウェーデン人向けのスウェーデン語で書かれた不動産屋の看板もちらほら見かけます。
今回私たちがランタ島へ行った理由の一つが、彼の友人ファミリー(スウェーデン人)と会うことでした。その友人というのは彼の高校からの友達(男性)で、ちょっと前に子供が生まれたので育休を数ヶ月単位で取れることになり、その休みを利用してファミリーでランタ島に2か月滞在しているとのこと。
育休でなくてもスウェーデンは長期休みが取りやすく、またこの時期のスウェーデンは過酷な冬だから、みんな暖を求めてのんびりしにやってくるのでしょうね。
9)ビーチはそこまで透き通っていない
周辺の島巡りをしてランタ島にやってきた人は「他の島の方が海がクリアだった!」と思うようです。
確かに、ビーチは残念ながら海底が見えるほど透き通ってはいません。
汚いわけではなく、色はエメラルドグリーンで美しいのですがね。
ボートなどで少しビーチから離れると、熱帯魚やサンゴ礁が綺麗に見えるスポットへ行くことができますので、シュノーケリングを楽しみたい方はツアーに参加するのもいいですね。
10)ビーチに個性があり、時間帯によっても見せる表情が変わる
ランタ島で驚いたのが、数多あるビーチそれぞれに全く違う表情を見せてくれること。
一面真っ白な砂浜のところもあれば、岩がごつごつとしたビーチもあったり。
また、今まで見たサンセットの中で一番心が揺さぶられた景色がここランタ島でした。
今まではフィリピンのマラパスクア島が私の中で暫定1位でしたが、見事に塗り替えられましたね。

雲ひとつないサンセットも美しいのですが、私が好きなのは少し雲がかった日のサンセット。
色が雲に移りなんともドラマティックです。

11)虫が多い(特に蚊)
さすがはトロピカルアイランド、虫も住み心地が良いようでいたるところにいます。
トカゲやハエ、蝶、アリ、蚊などなど…アリが自分の腕を歩いているくらいでは驚きもしなくなりましたが、厄介なのは蚊。刺されるとかゆいし感染症の危険もありますので、刺されない対策が必要。
蚊が多いからか、ランタ島の薬局では虫除けのバリエーションが驚くほど豊富。
DEETという成分を知ったのもここがきっかけ。
まとめ記事も書きました→DEET95%の虫除けスプレー使っていたけど…危険性は?
12)旧正月には中国人が来る
1月中はローカル以外ほとんどアジア人を見かけませんでしたが、2月に入って旧正月シーズンが到来したとたん中国人をちらほらと見かけるようになりました。
ランタ島は欧米人ばかりおり東アジアではマイナーな国かと思っていたのでびっくりしましたが、タイは中国から近いですし、人口12億人も居ると口コミも広がるのが早そうですからね。
ちなみに2月末のスワンナプーム空港は中国人で溢れかえっていました。
13)停電が多い
ランタ島では停電は頻繁に起こりました。数分で復旧するものから、数時間直らないものまで。
滞在中1日だけ事前通知あり、島をあげての大停電の日がありました。
この日はレストランを閉めるところも多く、コンビニも真っ暗、もちろんATMも使用不可。
地元民曰く、ピークシーズン以外ではよくこういう日があるけれど、ピークシーズンに実施するなんてよっぽどヤバいのかな?と。笑
停電になると、水をくみ上げるポンプも作動しないことから自ずと断水にもなり、これは結構不便。
シャンプーをしている時に停電になり水が出ず、ミネラルウォーターで洗い流したのは実に貴重な経験でした。
【まとめのまとめ】正直2か月滞在は長かった。けれど素敵な島
大きな声では言えませんが正直な所、2か月の島生活は長かった。
自由に使えるキッチンがなかったのでランチとディナーは外食をすることになるのですが、2か月毎日違った味を楽しめるほどレストランが充実しているわけではなかったので、最後の方は「今日何食べる?」を考えるのがストレスになるほど…笑。
キッチンがあったら食べたいものをお料理することもできるのでもう少し長く滞在しても飽きないのかも?!
またビーチリゾートに共通することでしょうが、雨が降ったら本当にすることがない!!
1月に1週間ほど雨の日が続いたことがあり、ずっとバンガローにこもってPCいじったり雑誌や本を読んだり…。この時は少ししんどかったですね。
しかし、人もそんなに多くなくタイ料理は美味しくて綺麗なレストランもある。優しい人々と美しいビーチが身近なランタ島はとても素敵なところでした。
来年も行きたい!!と本気で思いました。いいところです、ランタ島。
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